日本の木材活用プロジェクト始動
taffetaを製造販売する仲吉商事株式会社において、日本の木材を使った純国産テーブルウェア・雑貨製品の開発プロジェクトが始動しました。
日本各地の木材(ヒノキ・ケヤキ・スギ等)を活用し、弊社越谷工場で製造〜販売まで行う純国産シリーズのプロジェクトです。
日本の森林面積は約2500万ヘクタールで、日本の国土(こくど)の67%と国土の3分の2が森林と言われています。
国の面積と森林の割合示す「森林率」においてはフィンランドに次ぐ第2位の森林大国です。
しかし日本で使われる木材のおよそ7割は海外からの輸入に頼っていて、木材自給率がとても低い状況です。
森林量が減少していて問題となっている海外とは違い、日本の森林資源は使われずに余ってしまっています。
せっかく良い木々が日本にはあるのに、活用されていないのが現状です。
(林野庁:https://www.rinya.maff.go.jp/)
森林の活用が進まないと森が荒廃してしまい、森林の保水力が低下して土砂崩れなどの災害が発生しやすくなってしまいます。
森林資源の適切な使用と適切な育成があって初めて元気な森となります。
日本の森林資源の活用はSDGsにおける17の目標のうち「つくる責任 つかう責任」「気候変動に具体的な対策を」「海の豊かさを守ろう」「陸の豊かさも守ろう」に寄与すると考えています。
仲吉商事は創業当時の1988年より竹・木を使った製品加工を行って来ました。
長年培ってきた、製品デザインと成形・コーティング技術・そして独自の加工設備を使った量産化技術を基として、デザイン性が高く高品質な純国産木製品を普及価格帯で販売することを目指します。
住宅の建築に必要となる木材の量と比較すると微々たるものかもしれませんが、日本の木々を使ったテーブルウェア・雑貨・玩具などより生活に密着した製品が普及することによって、日本の林業復活の一助となるよう全力で取り組みたいと思います。
現在は日本全国各地の自治体様、金融機関様の協力により様々な木材を仕入れさせて頂き、製品の試作を行っております。
2022年初旬には第一弾の製品を発表できる予定となっております。